作詞

あなたに抱いてもらいたい

 

 

「あなたに抱いてもらいたい」

 

 

 

 

 

あなたに抱いてもらいたい

恋する気持ち  たかぶって

乾いた喉でお酒飲む

好き好き好きと  懲りもせず

譫言みたいに  つぶやくの

だから  抱いて  強く  抱いて

もっと  抱いて  甘く  抱いて

あゝわたし  女ですもの

 

 

 

あなたに愛を捧げるわ

一から百も  千までも

私のすべて塗りかえて

好き好き好きは  当たり前

上から下まで  あなた色

そして  抱いて  早く  抱いて

うんと  抱いて  すぐに  抱いて

あゝわたし  堪らなくなる

 

 

作詞

わかって欲しい

 

 

「わかって欲しい」

 

 

 

煙草ふかして  窓を見る

あなた私に  興味なし

つらい気持ちが  わからない

少し私を  見てほしい

抱かれたいのに  抱かれたいのに

じれったい  ほんとじれったい

私の片思い  わかって欲しい

ねぇ優しくしてよ

 

 

 

何を聞いても  うわの空

答えなんかは  もらえない

つらい気持ちが  溢れ出し

泣いてみたくも  なるじゃない

抱かれたいのに  抱かれたいのに

寂しくて  ほんと寂しくて

女の切なさを  わかって欲しい

ねぇお願いだから

 

 

作詞

雨の居酒屋で

 

 

「雨の居酒屋で」

 

 

 

  寡黙に  ひとり酒

  切なさ  溢れ出す

好きでいるのは  女だけ

煙草ふかすは  男前

夜の居酒屋  有線で

誰が歌うか  演歌節

あゝ切なさ  あふれ出し

 

 

 

  銚子の  おかわりを

  思いを  募らせる

惚れてみたって  片思い

叶う事ない  恋事情

夜の居酒屋  ふたりきり

雨もショボショボ  降ってきた

あゝ虚しさ  こぼれるよ

 

 

作詞

赤坂一ツ木・ランデブー

 

 

「赤坂一ツ木・ランデブー」

 

 

 

女はルージュを きつく引き

鏡に吐息を ひとつ吐く

なんとも仕草が 色っぽい

今宵の相手は どなたやら

赤坂一ツ木・ランデブー

 

 

 

愛しているわと 呟くは

挨拶がわりの 常套句

花ならさしずめ 燃える薔薇

色香を振り撒き 漂わす

赤坂一ツ木・ランデブー

 

 

 

激しく愛して 欲しいから

この肌いつしか 桜色

殿方酔わせて 骨抜きに

一晩限りの 愛人に

赤坂一ツ木・ランデブー

 

 

作詞

女の恋心

 

「女の恋心」

 

 

 

抱いてください この身体

肌も髪まで 爪までも

あなた一途の 女です

そばで眠れる 悦びを

そっと教えて くれたひと

ああ 好きが 好きが 好きか止まらない

女の恋心 激しく 燃えてます

 

 

 

抱いてください ひたすらに

熱い吐息を 受けとめて

あなただけだと 叫びたい

燃えて火となり 恋炎

どうぞわかって くださいな

ああ 息も 息も 息も絶え絶えに

女の一途さを まるごと 受けとめて

 

 

作詞

似たもの同士

 

「似たもの同士」

 

 

男 冷や酒 ぐいと飲み

何を思うか 苦笑い

女 ほつれ毛 指に巻き

噛んでいるのは 悩ましげ

六畳一間の 暗い部屋

会話の一つも ないままに

夜はしんしん 更けていく

ああ 名もないふたりで 溜め息を

 

 

男 プカリと 煙草吸う

煙り 目で追い 何思う

女 唇 紅を引き

鏡 眺めて 色を撒く

破れた襖が ちと詫びし

コップに冷や酒 並々と

口を近づけ 一気飲み

ああ 似たもの同士が 馴れ合って

 

 

作詞

夢中です

 

 

「夢中です」

投稿します。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

あなたのそばに  いるだけで

他には何も  望まない

日焼けの顔に  太い腕

抱かれるたびに  この胸の

鼓動が騒ぎ  うれしがる

あゝ恋ですね  これが  これが

わたしはあなたに  夢中です

 

 

 

あなたの色に  染めかえて

匂いのすべても  欲しくなる

一から百も  千までも

抱かれるたびに  熱くなり

焦がれて燃えて  愛になる

あゝ恋ですね  そうね  そうね

わたしのすべてを  捧げるわ

 

作詞

もう、わかるでしょ

 

 

「もう、わかるでしょ」

 

 

 

どんな苦労も  あなたとならば

私ちっとも  つらくはないわ

ムキになるのも  可愛いもんね

心メロメロ  お手上げなのよ

好きとあなたに  甘えてみたら

人が見てると  照れてるいつも

たまらない  たまらない

好きが百倍  それ以上

もう、わかるでしょ

 

 

 

広い背中に  日焼けの笑顔

いくら見てても  飽きたりしない

すべて好みで  マイっているの

身体すっかり  染まってしまう

好きが溢れて  こぼれてしまい

恥ずかしいほど  一途に燃える

たまらない  たまらない

好きで気持ちが  いっぱいに

もう、わかるでしょ

 

 

作詞

気取るんじゃねーよ

 

 

「気取るんじゃねーよ」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

ひとり酒場の  片隅で

膝を抱えて  呑んでいる

声を掛けたら  無視をされ

邪魔をするなと  眼で睨む

ふん  気取るんじゃねーよ

一言かけたい  気もするが

ここは大人で  振る舞おう

 

 

 

徳利片手に  おかわりと

酒の追加を  頼むのか

じっと見つめて  いたならば

何かようかと  口にする

ふん  気取るんじゃねーよ

シカトを決めるか  そうするか

ここは男の  顔をして

 

 

作詞

熱(ほて)らせて

 

 

「熱(ほて)らせて」

 

 

 

紅茶を飲んでは  あれこれと

たわいもないこと  喋ってる

あなたとわたしの   デートなの

日焼けの素肌が  眩しいわ

笑った顔にも  惹かれてる

そう  わたしの  イチバン  好きなひと

まっすぐ心は  一直線

身体を芯から  熱(ほて)らせて

 

 

 

渋めの綿シャツ  Gパンが

誰より似合って  素敵だわ

あなたにゾッコン  惹かれてる

ふとした仕草も  絵になるわ

低めの声さえ  心地いい

そう  わたしが  夢中の  癪(しゃく)なひと

ひたすら気持ちが  昂(たかぶ)るの

誰にも想いは   負けないわ