酒場哀歌

 

 

 

「酒場哀歌」

投稿します。

 

 

 

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酒場勤めに   疲れたと
愚痴を吐いても   しょうがない
生まれ道産子   旭川
いつか馴染んだ   東京で
酸いも甘いも   あゝ知りました

 

 

四十路過ぎてる   女には
拭いきれない   過去もある
恋に心を   燃やしても
いつも決まって   捨てられる
夜に泣いてる   あゝおばかさん

 

 

化粧濃いめに   施して
辛い傷あと   隠してる
こんな場末の   安酒場
しょせん貧しい   身の上を
誰に聞かせる   あゝこともなく

 

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