「惚れて候、夏の宵」 投稿します。
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口に盃 運ぶのを
じっとみつめて 溜め息を
あなたどこまで いい男
あたし好みの 切れ長目
惚れて候、夏の宵
無精髭さえ 絵になって
心惹かれる 罪作り
あなた誰にも 渡さない
指の先まで 爪までも
惚れて候、夏の宵
低く呟く 渋い声
胸の鼓動が 波を打つ
あなただけよと 吠えてみる
その身全部が 宝物
惚れて候、夏の宵