「ひとり宿」
投稿します。
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川のせせらぎ 静かに流れ
耳を澄ませば 侘しさ募る
二年前には あいつと泊まり
ふたり宿帳 笑って書いた
今夜は ひとり宿
同じ模様の 浴衣に着替え
そぞろ歩いた 湯の町箱根
戻らないのか あの日は遠く
うしろ姿も 追えないままに
今夜は ひとり宿
未練拭って 生きてはいるが
部屋の一輪 花も泣いてる
ここにおいでよ 一緒に飲もう
馬鹿な男の 女々しさ辛さ
今夜は ひとり宿