忘れる旅なのに

 

 

 

「忘れる旅なのに」

投稿します。

 

 

 

 

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カモメ群れ飛ぶ   北の街
女ひとりの   忘れ旅
細い身体に   腕まわし
熱い抱擁   くれたのに
ああ   心がわりに   泣かされた
未練引きずる   泣きぼくろ

 

 

 

寒さこらえて   海をみる
女ひとりの   忘れ旅
抱いて欲しいと   つぶやけば
指がかじかむ   目も潤む
ああ   心がわりの   ひどい人
未練いつまで   つきまとう

 

 

 

何処へ行こうか   北の街
女ひとりの   忘れ旅
頼るあてなど   ないけれど
淋しすぎるわ   辛すぎる
ああ   心がわりが   うらめしい
未練みちづれ   夜(よ)が更ける

 

 

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