狂乱春夜(きょうらんしゅんや)

 

 

 

「狂乱春夜」

投稿します。

 

 

 

 

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愛しくて   別の身体でいるのが辛い
四六時中   ひとつになりたい   繋がって離れず
愛してる   こんな言葉じゃ足りないくらい
過ぎゆく時   逆流させてね   繋がって離さず
指も   髪も   首すじも   もっと   もっと   感じたい
あなただけ   すべて果てても   輪廻転生
あゝ外は長雨   闇濡らし   降り続く
だからこうして   布団の中で
狂って   喘(あえ)いで   堕ちていく
・・・「激しさに   我が身を忘れ」・・・狂乱春夜

 

 

 

 

肌舐めて   蜜で身体が蕩(とろ)けてしまう
四六時中   貪(むさぼ)り交わり   一瞬も離れず
好きにして   熱く卑猥(ひわい)に壊れるくらい
滴(したた)る汗   くちびる這わせて   一瞬も離さず
耳も   舌も   骨までも   もっと   もっと   欲しがるの
あなただけ   すべて果てても   輪廻転生
あゝ喉の渇きは   宝水   口移し
だからこうして   枕を並べ
乱れて   戦慄(わなな)き   堕ちていく
・・・「行燈の   蝋燭(ろうそく)揺れる」・・・狂乱春夜

 

 

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