「裏窓の女」
投稿します。
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気怠(けだる)さ引きずり 窓をみる
坂道濡らして 雨が降る
ゆうべの男は 強(したた)かで
寡黙を纏(まと)って 抱いたわね
名前も知らない ひとだけど
も一度逢えたら めっけもん
久し振りに 心 傾く・・・
そう あたし 春を売り 夜に咲く
愛しても 愛されない 裏窓の女
煙草に火をつけ 窓をみる
煙りも儚く 朧(おぼろ)げに
ゆうべの男が まだ匂う
頭の片隅 離れない
一晩限りの ひとなのに
も一度逢いたい 惹かれてる
久し振りに 躰 疼(うず)かせ・・・
そう あたし 刹那だけ 夜に咲く
愛しても 愛されない 裏窓の女