「女ひとりぼっち」
投稿します。
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夜がしんしん 更けていく
人もまばらな 裏通り
女ひとりが 溜め息を
そうね淋しさ 滲ませて
細い背中に 滲ませて
駅の終電 間にあわず
雨が降り出す 夜ん中
女ひとりで 帰る部屋
待っているのは 闇ばかり
誰もいないわ 闇ばかり
お酒何杯 飲んだやら
だらしないわと 自嘲する
女ひとりに 慣れすぎた
そうね幸せ 寄りつかず
惚れた男も 寄りつかず