「男の酒場」
投稿します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
酒の肴は 葱味噌で
ひとり飲みする カウンター
古い演歌が 流れてる
やけに今夜は 胸に沁む
そんな場末の 男の酒場
灯り仄(ほの)かに 灯(とも)りゃいい
誰の相手も いらないさ
窓に小雨が 張り付いて
俺の侘しさ 慰める
そんな場末の 男の酒場
愚痴や涙は なくていい
噂話も あっちいけ
夜は深々(しんしん) 更けてゆき
心細さも チトつのる
そんな場末の 男の酒場
ここでこうして 飲めりゃいい
なんだかんだで もう四十路
少し温もり 欲しくなり
思い出すのさ 故郷(ふるさと)を
そんな場末の 男の酒場