野郎がふたりで

 

 

 

「野郎がふたりで」

投稿します。

 

 

 

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酒場の窓を   濡らす雨

止むまで呑むか   とことんに

野郎がふたりで   向かい合い

熱燗徳利   傾ける

肴は塩で   それでいい

 

 

 

昔の話   していたら

あいつの涙   ふと浮かぶ

達者でいるのか   何処にいる

別れて五年   経(た)つのにさ

まだまだ未練   情けねえ

 

 

 

酒場もこれで   カンバンか

時計の針は   零時半

野郎がふたりで   酔いどれて

最終電車   乗り遅れ

場所(しょば)かえ呑むか   はしご酒

 

 

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