あいつを思い

 

 

 

「あいつを思い」

投稿します。

 

 

 

 

 

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路地の酒場で  ひとり飲み

手酌するのも  侘しいね

あいつ何処かへ  逃げてった

知らぬ男と  トンズラさ

振られちまった  情けねえ

 

 

 

 

 

別に恨んじゃ  いないけど

胸の痛みを  耐えている

あいつ今では  もう他人

惚れた分だけ  妬(や)けるよね

猪口(ちょこ)に涙の  すすり泣き

 

 

 

 

 

夜の長さが  身を責める

部屋で待つひと  居るじゃなし

あいつ戻りは  しないけど

忘れられない  まだ好きさ

振られたんだと  愚痴を吐く

 

 

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