「捨てられたのにねぇ」
投稿します。
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あんな男と 思っても
憎みきれない 意気地なし
雨の滴を 数えては
未練心を もてあます
捨てられたのにねぇ 泣かされたのにねぇ
わたしあんたが 忘れられないの
虚しすぎると 呟いて
ひとり自分を 慰める
誰を今夜は 抱くのやら
嫉妬している 女々しさで
捨てられたのにねぇ 飽きられたのにねぇ
わたしあんたが 忘れられないの
愚痴と涙は 重いのね
背中丸めて うずくまる
消えた残り香 悲しくて
過ぎたあの頃 懐かしむ
捨てられたのにねぇ 疎まれたのにねぇ
わたしあんたが 忘れられないの