冬の晩

 

 

「冬の晩」

投稿します。

 

 

 

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芋の焼酎   お湯割りで

ひとり飲んでる   居酒屋で

ここはあなたと   よく来たわ

今じゃ何処かへ   行ったきり

便りひとつも   ないけれど

 

 

 

紺の暖簾を   くぐり抜け

不意にあなたが   顔を出す

そんなことなど   ありえない

下手な妄想   情けない

馬鹿ねばかばか   おばかさん

 

 

 

芋の焼酎   三杯目

思う気持ちが   寒すぎて

抱いて欲しいと   つぶやくの

未練こぼして   泣いている

あなた恋しい   冬の晩

 

 

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