ああ無情

 

 

「ああ無情」

投稿します。

 

 

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白いうなじが  気にかかり

胸がときめく  春の宵

声をかけても  いいだろか

照れを感じて  俯いた

  まさか惚れたか  あのひとに

 

 

 

歳の頃なら  三十路前

きっといいひと  いるだろう

だけど諦め  きれないで

勇気しぼって  打ちあけた

  見事振られて  立ち尽くす

 

 

 

これも定めか  縁もなく

ひとり今夜は  ヤケ酒だ

酔って候  千鳥足

ねぐら帰って  ふて寝する

  やけに寂しい  ああ無情

 

 

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