昭和酔い

 

 

「昭和酔い」

投稿します。

 

 

 

 

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古い酒場の   片隅で
ひとり今夜も   酒を飲む
耳に流れる   有線の
昭和演歌が   沁みてくる
あゝあいつ   今夜も   想い出す

 

 

 

恋をしていた   別れたが
煮込み肴に   酒をつぐ
白髪(しらが)まじりに   なったとて
まぶた閉じれば   あの頃に
あゝあいつ   幾つに   なったやら

 

 

 

夜はしんみり   更けていく
俺は手酌で   酒に酔う
昔話は   野暮だけど
たまにゃ泣いても   いいだろう
あゝあいつ   元気か   幸せか

 

 

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