「一行だけの置き手紙」
投稿します。
・・・・・・・・・・・・・・・・
いくらお酒を 飲んだって
忘れられない あの人が
たった一行 「さよなら」と
癖のある字の 置き手紙
何があったの どうしたの
理由(わけ)も告げずに ひどすぎる
わたし孤独に させるのね
苦い涙を 噛みしめる
馬鹿ね冷たい 仕打ちにも
恨むどころか まだすがる
夜の長さに 身を潜(ひそ)め
思い出してる 温もりを
窓に張り付く 雨粒が
恋の終わりを 教えるわ
せめても一度 顔みせて
これが未練ね 悲しくて