作詞 | 歌謡曲 昭和の匂い

 

 

「あゝその女」

投稿します。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

港近くの  居酒屋で

ひとり女が  手酌酒

理由(わけ)のありそな  薄い肩

海風が  カタカタと  窓叩き

心細さを  募らせるのか

何故か気になる  あゝその女

夜はしんしん  更けてゆく

 

 

 

貝のランタン  灯(とも)るのを

じっと女は  見つめてる

過去の重さを  滲ませて

潮風が  侘しさを  撒き散らし

心細さを  募らせるのか

声をかけたい  あゝその女

夜はしんしん  更けてゆく