あゝ虚しくて

 

 

「あゝ虚しくて」

投稿します。

 

 

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琥珀色した  この酒を

ぐっと煽れば  喉ヤケル

なんでこんなに  切ないか

俺の中から  恋が消え

惚れたあいつが  背を向けた

 

 

 

わたしいい人  できたのと

いとも容易く  口にした

なんてことだと  絶句する

俺の胸には  思い出が

泡という名の  過去になる

 

 

 

いくら好きでも  しょうがない

他の男へ  移り気は

なんで恨めぬ  不甲斐なさ

俺の一途な  片恋慕

未練引きずる  冬の晩

 

 

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