「四十路男のかわりもん」
投稿します。
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西陽差し込む 六畳間
ひとり手酌で 酒を飲む
連む相手も 欲しがらず
俺は俺さと 口にする
あゝ四十路男のかわりもん
暦眺めて みたとこで
なんの予定も ありゃしない
惚れた腫れたも 縁がなく
恋をするのも しゃらくせえ
あゝ四十路男のかわりもん
薄い布団に 包まって
捨てたふるさと ふと思う
不義理ばかりの 日常も
俺にゃ似合いと 苦笑い
あゝ四十路男のかわりもん