止まり木哀歌

 

 

 

「止まり木哀歌」

投稿します。

 

 

 

 

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雨がしょぼつく   こんな夜は
ひとりしみじみ   酒を飲む
誰も声など   かけないで
別れた(きれた)男に   抱かれたい
ああ   酒場の止まり木   淋しいの

 

 

 

やせた女の   うなじには
汗で張り付く   おくれ毛が
酔って忘れて   みたいけど
思いばかりが   駆け巡る
ああ   酒場の止まり木   慰めて

 

 

 

いくら愛して   燃えたって
冷めていくのが   人の常
まるで紙屑   捨てるよに
心がわりを   しらされた
ああ   酒場の止まり木   泣かせてね

 

 

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