Author Archives: gen

ねぇわかって・・・

 

 

「ねぇわかって・・・」

投稿します。

 

 

 

 

 

女がひとり  真夜中に

手酌でお酒  飲んでいる

寂しさ誰も  わからない

あゝ辛いわ  切ない  やるせない

優しい言葉で  抱かれたい

わたしも  わたしも  女なんです

ねぇわかって・・・

 

 

 

惚れてる男  いるけれど

奥さんいるわ  無理かしら

寂しさばかり  絡みつく

あゝ淋しい  虚しい  味気ない

激しくこの胸  抱かれたい

わたしも  わたしも  女なんです

ねぇわかって・・・

 

 

お馬鹿さん・・・ですね

 

 

「お馬鹿さん・・・ですね」

投稿します。

 

 

 

 

 

抱いて欲しいと  思うのに

いつも気まぐれ  みせている

仕方ないわね  こんなんじゃ

なんで素直に  なれないか

あゝ女って  あたしって

お馬鹿さん・・・ですね

 

 

 

キスのひとつも  もらいたい

だけどできない  意地っ張り

軽く溜め息  吐いてみる

なんで好きだと  言えないか

あゝ女って  あたしって

お馬鹿さん・・・なのね

 

 

どうしてなのよ

 

 

「どうしてなのよ」

投稿します。

 

 

 

 

 

あれから今日で  5回目よ

デートの数が  増えていく

どうしてなのよ  教えてよ

くちづけさえも  もらえない

わたしに魅力が  足りないの

それとも他に  いい人が

あゝわからないから  辛くなる

わたし  女なんです

 

 

 

ときめく心  あなたには

見えないそれが  不安なの

どうしてなのよ  待っている

ふれあい少し  足りないわ

わたしに不満が  あるのなら

はっきり言って  躊躇わず

あゝわからないから  不安なの

わたし  女なんです

 

 

ひとりのブルース

 

 

ひとりのブルース」

投稿します。

 

 

 

 

 

 

鏡に向かい  真っ赤なルージュ

強めに引いて  笑ってみるわ

それでも駄目ね  虚しさ肌に

染みつき指で  剥がせはしない

こんな夜は  泣かずに

さあ  ひとり踊りましょうか

寂しいけれど  寂しさ堪え

ひとりの  ひとりのブルースを

 

 

 

 

寂しいけれど  寂しさ堪え

ひとりの  ひとりのブルースを

ひとりの  ひとりのブルースを

 

 

あゝ、それだけ

「あゝ、それだけ」

投稿します

 

 

 

 

 

もういいわ  言い訳なんかは

もういいわ  聞きたくないから

あなたの気持ちが  変わってしまった

心がわりは  仕方がないもの

好きが嫌いに  変わっただけね

よくあることだわ  男と女  あゝ、それだけ

あなたとわたしは    男と女  あゝ、それだけ

 

 

 

もうやめて  まやかしセリフは

もうやめて  惨めになるから

あなたの気持ちが  離れてしまった

心がわりは  止められないもの

好きがいつしか  消滅したの

よくあることだわ  大人のふたり  あゝ、それだけ

あなたとわたしは  大人のふたり  あゝ、それだけ

 

 

今も、なお

 

 

「今も、なお」

投稿します。

 

 

 

手酌酒して  お酒飲む

女ひとりの  未練酒

忘れられない  あのひとを

好きよ  好き好き  堪らなく

あゝ  今も、なお

 

 

 

酔えばなおさら  募ります

女涙の  未練酒

何処でどうして  いるのやら

逢って  抱かれて  燃えたいわ

あゝ  今も、なお

 

 

 

雨がいつしか  窓濡らし

胸の芯まで   びしょ濡れに

未練ばかりが  募ります

夜が  くるたび  辛くなる

あゝ  今も、なお

 

 

抱かれても・・・

 

 

「抱かれても・・・」

投稿します。

 

 

 

好きだと言われ  抱かれても・・・

少しも心が  望まない

優しさ労り  誰よりも

優れているのよ あの人は

ああ  好きだわ  たまらなく

思っただけでも  熱くなる

あなたに  あなたに  夢中なの

 

 

 

ああ  好きだわ  たまらなく

思っただけでも  熱くなる

あなたに  あなたに  夢中なの

 

 

ろくでなしのブルース

 

 

「ろくでなしのブルース」

投稿します。

 

 

 

 

何もいらない  欲しくない

酒があったら  それでいい

朝のうちから  酒を飲み

やがて気分が  ハイになる

あゝ駄目な男の  見本だな

これじゃ駄目だと  思っても

すぐに流され  すぐ酒に

馬鹿を承知の  ろくでなし

 

 

 

つるむ相手も  いやしない

まして恋など  人ごとさ

日がな一日  酒に酔い

ぐでんぐでんの  だらしなさ

あゝなおらないのか  だらしなさ

甘さばかりに  縋りつき

安易安易に  すぐ酒に

馬鹿を背負った  ろくでなし

 

 

ああ忘れられない

 

 

「ああ忘れられない」

投稿します。

 

 

 

ひとりボサノバ  聴きなから

軽く溜め息  ひとつ吐く

昨日別れた  あのひとに

未練ばかりが  付きまとう

ああ忘れられない  愛してる

好きが勝手に  絡みつく

 

 

 

窓を濡らして   雨粒が

あたり一面  流れるわ

昨日別れた  あのひとは

きっと誰かと  いい仲に

ああ逢っても一度  その胸に

好きよ大好き  抱かれたい

 

 

チンケな絵模様

 

「チンケな絵模様」

投稿します。

 

 

 

 

 

  寡黙に  酒を飲み

  口紅  唇に

雨の横浜  22時

誰もいないさ  ふたりきり

古い居酒屋  有線で

誰が歌うか  演歌節

やけに絵になる  色になる

あゝチンケな絵模様  男と女

 

 

 

  徳利の  おかわりを

  溜め息  ひとつ吐く

雨の横浜  うらぶれて

夜更け居酒屋  人もなく

破れポスター  詫びしげに

別れ場面を  作るのか

やけに似合いの  雨の晩

あゝチンケな絵模様  男と女