作詞

可笑しいでしょう

 

 

「可笑しいでしょう」

投稿します。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

急に淋しく なったから

電話番号  プッシュした

低いあなたの  声を聞き

何も言えずに  あがり気味

可笑しいでしょう  わたしって

可笑しいでしょう  意気地なし

逢いたい  逢いたい  堪らなく

あゝあなたのことが好き

 

 

 

はやる気持ちを  笑われて

握る受話器も  熱くなる

写真見つめて  溜め息を

愛の気持ちが  溢れるの

可笑しいでしょう  わたしって

可笑しいでしょう  わかってね

逢いたい  逢いたい  すぐにでも

あゝあなたのことが好き

 

 

作詞

わたしのあなたは・・・

 

 

「わたしのあなたは・・・」

投稿します。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

雨が降るのに  出掛けて行くの

誰に逢うのか  教えもせずに

あなた  わたしのあなたは・・・

終わりにするの  2年の暮らしを

いやと泣いても  背中を向けて

心ここには  宿っていない

別れシーンが  儚く流れ

 

 

 

ドアを開けたら  戻って来ない

誰が待つのか  嫉妬が募る

あなた  わたしのあなたは・・・

すべてを捨てて  悲しみ置き去り

いやと拗ねても  虚しいだけね

心消えてた  温もりさえも

別れ言葉も  告げないままに

 

 

作詞

馬鹿だなぁ俺って、俺ってさ

 

 

「馬鹿だなぁ俺って、俺ってさ」

投稿します。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

こんな雨降る  真夜中に

ふっと溜め息  ひとつ吐く

あいつ今頃  どうしてる

捨ててきたこと  悔やんでる

馬鹿だなぁ俺って、俺ってさ

 

 

 

眠れないから  酒を呑む

飲めば尚更  辛くなる

流行り歌など  口づさみ

胸のモヤモヤ  抑えてる

馬鹿だなぁ俺って、俺ってさ

 

 

 

未練なんかじゃ  ないんだと

ヤケに自分に  言い聞かす

会って詫びたい  心から

ろくでなしだと  笑いなよ

馬鹿だなぁ俺って、俺ってさ

 

 

作詞

あなたが欲しくなる

 

 

「あなたが欲しくなる」

投稿します。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

無精髭した  あなた見て

ふいに抱かれて  みたくなる

太いその腕  掴んだら

どうかしたかと  低い声

あなたが  あなたが欲しくなる

 

 

 

路地の居酒屋  お気に入り

ふたり仲良く  カウンター

猪口(ちょこ)で乾杯  美味い酒

ぐっと飲み干す  男前

あなたに  あなたに「ほの字」なの

 

 

 

煙草燻らす  仕草まで

堪らないほど  絵になるわ

ここを出たなら  なんとする

もっと一緒に  いましょうね

あなたが  あなたが欲しくなる

 

 

作詞

もう言わないわ

 

 

「もう言わないわ」

投稿します。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

甘えたつもりで  真夜中に

逢うのはやめると  言ってみた

あなたは真面目に  受けとって

仕方がないねと  微笑んだ

馬鹿ね  馬鹿  馬鹿  わたしって

もう言わないわ  もう二度と

あなたのそばを  離れない

ごめんなさい  あなた  あゝ愛してる

 

 

 

大人の匂いを  感じては

溜め息混じりに  見つめてる

あなたは煙草を  燻らせて

朝刊なんかを  読んでいる

駄目ね  駄目  駄目  悪ふざけ

もう言わないわ  もう二度と

あなたのすべて  欲しいから

わかるでしょう  あなた  あゝ愛してる

 

 

作詞

オトナ・タイム

 

 

「オトナ・タイム」

投稿します。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

両切り煙草を  咥えたら

カチッとライター  着火する

ゆっくり煙を  吐きながら

マティーニなんかを  舐めるひと

見ているだけで  オトナ・タイム

溜め息ひとつ  オトナ・タイム

構って欲しいわ  邪魔かしら

夜更けて三時の  狸穴(まみあな)クラブ

 

 

 

嫌味(いやみ)なくらいに  似合ってる

ダークのワイシャツ  袖捲り

仄(ほの)かに漂う  ムスクよね

クラっときちゃうわ  釘づけに

男を感じ  オトナ・タイム

すっかり虜(とりこ)  オトナ・タイム

ひとりとひとりで  いいじゃない

これからどうする  狸穴クラブ

 

 

作詞

捨てられたのね・・わたし

 

 

「捨てられたのね・・わたし」

投稿します。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

こんな真夜中  女がひとり

痛み堪えて  歩いているの

横浜桟橋  寒さに震え

あなたの名前  小さく呼んだ

ねぇ  教えて  今度のひとのこと

きっと綺麗な  ひとでしょう

わたしなんかより  ずっと  ずっと

捨てられたのね ・・ わたし

 

 

 

いつか小雨が  この髪濡らす

痛みますます  増してもくるわ

横浜桟橋  迷子の猫が

哀れむように  小さく鳴いた

ねぇ  教えて  愛した二年間

嘘にかわって  いくだけね

辛さ纏いつく  そっと  そっと

捨てられたのね・・わたし

 

 

作詞

哀歌・女郎花(おみなえし)

 

 

「哀歌・女郎花(おみなえし)」

投稿します。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

一夜限りの  お付き合い

それがわたしの  勤めです

破れ行燈(あんどん)  三畳間

瓶に一輪  紅い花

あんた待ちます  尽くします

 

 

 

こんな生業(なりわい)  恨んでも

仕方ないわと  独り言

抱いてください  好きなだけ

朝になったら  また他人

襦袢直して  見送るわ

 

 

 

髪のほつれげ  そっと撫で

惰性覚えて  なんとする

秋の侘しさ  身を捩り

ヨガリ声まで  哀れ色

あんた惚れます  束の間は

 

 

作詞

なあ、そうしなよ

 

 

「なあ、そうしなよ」

投稿します。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

酒に飲まれて  酔い潰れ

泣いているのか  シクシクと

何があったか  知らないが

俺に話して  みるもいい

なあ、そうしなよ

 

 

 

少し気持ちを  落ち着けて

胸のモヤモヤ  吹き消しな

泣いてみたって  戻らない

振られたんだと  諦めろ

なあ、そうしなよ

 

 

 

未練なんかは  邪魔なだけ

次のいいひと  いるはずさ

化粧剥がれて  台無しに

笑顔見せなよ  飛び切りの

なあ、そうしなよ

 

 

作詞

情愛ブルース

 

 

「情愛ブルース」

投稿します。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

まるで残り火  燻るように

身体虐める  激しい未練

ねぇ誰か  消してよ

一思い(ひとおもい)に  嗚呼  駄目ね

男を愛して  のめり込み

心がわりで  用無しに

それでも  好きは好き

だって女  情愛ブルース

 

 

 

甘い言葉に  酔ってもいたわ

やがて飽きられ  引きずる未練

ねぇ早く  裂いてよ

跡形なく  嗚呼  駄目ね

男に抱かれて  溺れ込み

心がわりで  捨てられた

それでも  好きは好き

だから女  情愛ブルース