作詞

錦糸町の女

 

 

「錦糸町の女」

投稿します。

 

 

 

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そんな目をして  見ないでね

泣いているのは  勝手でしょ

惚れた男に  捨てられて

生きる望みも  ないわたし

酒場盛り場  錦糸町

馬鹿が似合いの  女です

ああ  なんて淋しいの

 

 

 

少し温もり  欲しくなる

胸に吹き込む  すきま

恋をするたび  捨てられて

惨め絵にした  このわたし

酒場盛り場  錦糸町

夜が似合いの  女です

ああ   なんて侘しいの

 

 

作詞

夜更けの酒場にて

 

 

「夜更けの酒場にて」

投稿します。

 

 

 

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泣いているのか  そこの人

肩が震えて  寒そうだ

何があったか  知らないが

涙流しちゃ  辛いだけ

 

 

 

ひとり来たのか  この酒場

誰も温もり  欲しがるね

ぐっと熱燗  飲み干せば

胸の悲しみ  薄れるぜ

 

 

 

そうか男に  振られたか

辛い気持ちは  よくわかる

だけど忘れな  次探せ

未練なんかは  邪魔なだけ

 

 

 

少し落ち着き  戻ったか

早く帰って  寝るがいい

きっと幸せ  いつかくる

それを掴んで  笑うんだ

 

 

作詞

恋遊び

 

 

「恋遊び」

投稿します。

 

 

 

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あの男   見かけ倒しの   すけこまし

吐く言葉   見栄と嘘とが   シェークする

ほら   ケチな罪づくし

騙されてはダメ   甘い囁き   毒の味

女をおとして   ベッドに誘い

事が終われば   それまで   そう   御用済み

都会の片隅   今夜も織りなす   恋あそび

 

 

 

あの女   見かけ通りの   不埒さか

溜息に   欲と狡さが   ドッキング

ほら   ただのワル気取り

騙されてはダメ   甘え上手は   薔薇のトゲ

男に流し目   シーツを乱し

朝になったら   それまで   そう   肩すかし

都会の片隅   なんともチンケな   恋遊び

 

 

作詞

男の哀歌

 

 

「男の哀歌」

投稿します。

 

 

 

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五日続きの   長雨に

心濡らして   溜め息を

時化た煙草に   火をつけりゃ

煙までもが   儚さげ

ああ   どこにいるのか   あいつ

何も告げずに   出て行った

俺を残して   出て行った

詫びしいね   男の哀歌

 

 

 

夜がくるたび   辛くなる

想い募らせ   目に涙

ひとり飲む酒   酔えないね

眠れないまま   朝を待つ

ああ   誰といるのか   あいつ

便りないまま   もう二年

未練残して   もう二年

寂しいね   男の哀歌

 

 

作詞

Midnight・Lady

 

 

「MidnightLady」

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東京中が   Midnight stage

紅いRouge   華奢なDress

肌を剥きだし   男を誘う

いらっしゃい   野暮な男は   お断り

いらっしゃい   腰をくねらせ   妖艶に

乱れるままに   昇らせて   嘘を纏って  

愛に忠実   Tabooこの際なしで

今宵のPartner   一夜のHusband   どなたが相手

 

 

 

 

 

東京中の   Midnight spot

髪を搔きあげ   咥え煙草

夢を餌食に   男を漁る

いらっしゃい   粋な男を   極めてね

いらっしゃい   ちょっと唇   舐めてみる

乱れるままに   昇らせて   闇を纏って  

今に忠実   Taboo承知のうえで

今宵のPartner   一夜のHusband   気の向くままに

 

 

作詞

新宿金魚

 

 

「新宿金魚」

投稿します。

 

 

 

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あたしが惚れた   あいつに惚れた

あいつは避ける   あたしを避ける

夜の新宿   裏通り   酔いを楽しむ   人の群れ

化粧したって   目尻に小じわ

ねぇ   あいつがすべてと   思うのに

どうにもこの恋   実らない

真っ赤なドレスの   あたしは金魚

あっぷあっぷと   酒場で泳ぐ

 

 

 

 

あたしが尽くす   あいつに尽くす

あいつはシカト   あたしをシカト

夜の新宿   花園は   酒と煙草と   嘘が飛ぶ

歳を隠して   若さに嫉妬

ねぇ   あいつにすべてを   賭けるのに

どうにもこの恋   脈がない

真っ赤なドレスの   淋しい金魚

しっぽ揺らして   酒場で泳ぐ

 

 

作詞

女で候

 

 

「女で候」

投稿します。

 

 

 

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あたしは女   根っから女

酒と煙草と   男が好きで

男断ちなんて   できっこないわ

みっともないって   言われても

誰にも迷惑   かけてない

小言は寝言   文句があるなら   あっち行け

ヤレ    艶姿(あですがた)

 

 

 

あたしは女   女の女

見栄も遠慮も   嘘など嫌い

男断ちなんて   できっこないわ

不埒なヤツだと   (さげす)まれ

陰口たたくは   ご自由に

グチャグチャごめん   文句があるなら   あっち行け

ヤレ   華女(はなおんな)

 

 

作詞

あなたのいない部屋で

 

 

「あなたのいない部屋で」

投稿します。

 

 

 

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ひとりの部屋で   また今夜

膝を抱えて   涙と遊ぶ

好き   あなたが   別れたあとも

あなたの匂い   探しているの

ソファー   灰皿   グラス   ネクタイ

捨てることさえ   できなくて

ああ   夜が暗闇   運んでくるわ

 

 

 

あかりを消すわ   疲れたの

爪を噛んでは   あの日に戻る

好き   あなたが   別れたあとも

あなたの匂い   手探りするの

  スリッパ   パジャマ   歯ブラシ

捨てることさえ   できなくて

ああ   夜の長さを  恨んでいるの

 

 

作詞

アデュー・グッバイ・さよなら

 

 

「アデュー・グッバイ・さよなら」

投稿します。

 

 

 

 

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ネクタイ結ぶ   あなたの指と

コートを羽織る   わたしの背中

この部屋出れば   他人に戻る

小雨に煙る   駅への道を

なんにも言わず   歩いて行くの

気持ちが離れ   なりゆきみたい

二年の月日に   アデュー・グッバイ・さよなら

今のわたし達に   どれが似合うのかしら

 

 

 

 

 

残っていない   微塵(みじん)も愛は

ふたりの心   さみしいものね

これからふたり   他人に戻る

小雨の中を   傘さえささず

指さえ触れず   歩いて行くの

お互い少し   倦怠感じ

二年の想い出   アデュー・グッバイ・さよなら

今のわたしたちに   どれが似合うのかしら

 

 

作詞

愛が遠くなる

 

 

「愛が遠くなる」

投稿します。

 

 

 

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あなただけはと   思っていたの

だけどあなたも   おんなじ男

ほんの半年   やさしさくれて

そして別れに   おびえているの

あなたに抱かれるたびに   寒さを感じ

腕の中   包まれていても   愛が遠くなる

女でいるのは   淋しくつらいものです

 

 

 

綺麗ごとなど   願っていない

そうねあなたも   やっぱり男

浮気ぐらいは   我慢もするわ

どうか別れを   切りださないで

あなたに抱かれたあとは   寒さに震え

肩先に   くちづけをしても   愛が遠くなる

女でいるのは   不安でつらいものです